大きな出来事があると、人は「正解」を探したくなります。
これからどうなるのか。
何を選べばいいのか。
今の判断は間違っていないだろうか。
そんなふうに、答えを急いでしまうことがあります。
それは決して悪いことではありません。
先が見えないときほど、人は安心できる材料を探そうと必死になるものだからです。
占い師という仕事をしていると、
「どうしたらいいですか?」
というご相談をたくさんいただきます。
もちろん、占いで「答え」が見えてくることもあります。
それも大事な事には変わりないのですが
私は鑑定の席で「すぐに答えを出すこと」にだけこだわっているわけではありません。
まず、その方が何に不安を感じているのか。
何を大切にしたいと思っているのか。
そこを一緒に整理する時間を優先しています。
気持ちが整理されると、自然と「自分は本当はどうしたいのか」が見えてくることがあります。
「気持ちが整理できました!」とお客様に占いの席ではっきり言われることもあります。
そうすると、占いで出た結果も、ただ受け取るだけではなく、自分の意思で活かせるようになります。
不安が大きいときほど、「早く正解を見つけなければ」と思ってしまいがちです。
でも、そんなときは無理に結論を出さなくても大丈夫です。
いつも通りご飯を食べる。
しっかり眠る。
誰かと話をする。
そんな当たり前のことが、心を落ち着かせる助けになることもあります。正解は、焦って探すものではなく、少しずつ見えてくるもの。
もし今、不安で頭の中がいっぱいになっているなら、一度立ち止まって深呼吸してみてください。
答えを急がなくても、前へ進むことはできます。
そのお手伝いをするのも、占い師の大切な役目だと思っています。

